「なぜ共産党は大きくならないのか?」

先日、ある地域で懇談会が行なわれ、参加者の方々から発言・質問が出されました。
「市長は評価できない」、「住宅地に空き家ができて環境が悪化している。行政が取り壊すことはできないのか」、「コロナに感染しても、高齢者と子ども以外は発熱外来に受診できなくて困る」、そして「日本共産党は一生懸命やっているのに、なぜ伸びないのか」など。
私もお答えしましたが、参加者の中から「共産党を伸ばさないように自民党が必死に抑え込んでいる」という回答も。
地域の要望や率直な発言が出ると、みんなで考え、有意義な懇談会になります。
小規模でも、いろいろな地域でたくさんの懇談をしていきたいです。

(農本後援会ニュース 2022年12月号)

道営住宅 同性パートナーなど入居実現へ

道営住宅に、同性のパートナーや児童養護施設退所者などが、入居できるようになります。来年2月の募集から、実現します。
道営住宅に入居するには 同居親族がいることが条件になっています(60歳以上、障がい者を除く)。その「同居親族」は、夫婦や内縁は認められますが、同性パートナーは認められないのです。

私は、昨年7月、知事に、「同性パートナーの入居について、憲法第14条『法の下の平等』からも認めるべき」と質問し、「今後、入居資格も含めて適切に反映させていく」という答弁を引き出していました。
男女であろうと、同性であろうと、あたたかく寄り添って暮らしていく人たちを、しっかり支えていく住宅行政にさせなければなりません。

また、児童養護施設で育った方のほとんどが18歳で退所しますが、今年8月委員会で、「アパートを借りる保証人がいないというところから始まり、働くにしても、雇用契約を結ぶ際の身元引受人がいない。携帯電話の契約をする際の保証人もいない」などの苦労を訴え、支援強化を求めていました。

これからは、施設を出た後、単身でも入居可能になります。道営住宅は、連帯保証人は必要なく緊急時の連絡先だけでよいのですが、私は、「連絡先」をみつけることもできない場合には、退所した児童養護施設を連絡先にすることも認めてほしいと要望しており、担当課で検討しています。

住まいは暮らしの基本です。住むところのない人、住むところで困っている人がいない世の中を実現させるように今後とも頑張っていきます。

(東区民報 2022年9月25日付)

札幌大学で授業をし、若者の力を感じる

札幌大学で、授業をさせていただきました。北海学園大学で二度、授業をしたことがあり、これで3回目でした。

事前に、教授から学生に、私のホームページを見て質問や意見を出すように課題を出されたそうで、なんと62件も寄せられました。どれも、真剣で水準が高いものです。一部(要約)をご紹介します。

――「学校給食費引き下げ、無償化」というのは賛成です。しかし一番お金かかる「大学の学費の無償化」というのはやはり難しいことなのでしょうか?
――私の叔母は保健所に勤めて頑張っています。保健所の人員を増やすにはどのような対策が必要ですか?
――ヤングケアラーが当事者の自覚がなく、相談をすることができず孤立していってしまうことへの対策はありますか?
――高等学校等就学支援金制度は、(所得制限を)1円でも超えてしまったら、授業料は全額負担で、私は授業料だけでなく、奨学金も借りることができませんでした。基準を見直す必要があるのではないでしょうか。

とても80分では時間が足りず、授業後も質問・意見などを話しかけてくる学生もいました。
私の想像を超える、未来を創る若者の力を感じました。

(東区民報 2022年8月7日付)

多くの激励をいただき参議院選挙をたたかいました

私は、選挙カーの一台に乗り、札幌市内の4区(東、厚別、白石、北)と、7市6町で、76回の街頭演説を行ないました。
演説すると、どこでも大きな拍手をいただきました。
私は「候補者ではない自分の演説を待っていて、最後まで聞いてくれるのは、ありがた過ぎる」と恐縮していました。

しかし、鵡川町で街頭演説の司会の町議さんが、「参院選で選挙カーが来るのはこの1回だけです」と言ったとき、この選挙の持つ意味を精一杯心を込めて訴えなくてはならないとあらためて肝に銘じました。
当別町では、スコールのような豪雨の中で一人も立ち去らず話を聞いてくれました。
安平町では、膝を痛そうにさすりながら聞いてくれた高齢の女性や、話の途中で立っていられなくなり地面に座り込んで聞いてくれた人、夕張市では、車いすで聞きに来てくれた人、北広島市で演説を始めると高齢の男性が、杖を突き、家族に支えられながら家から出てきてくれました。演説後に声をかけると、家族の方が「どうしても聞きたいと言うので連れて来ました」とのことでした。そして、どこでもみなさんがグータッチで元気を注入してくれました。


このように多くの方々から激励を受け、各地の党・後援会や選挙カー乗務員の奮闘に支えられ、最後まで元気に訴えることができました。
みなさんの激励は、日本共産党の政策への期待だと受け止めています。


日本共産党は、改選6議席から4議席となりましたが、選挙中に訴えた「憲法9条を守る」「消費税減税」など、公約の実現に向けていっそう奮闘します。


(東区民報 2022年7月17日付)

物価高が暮らしと営業を襲う

北海道新聞が、2020年と今年3月の物価の比較を報道しました。生鮮魚介が16・8%の値上げ、生鮮野菜が11・9%、電気代が15・7%、ガス代が11・3%、灯油など他の光熱が31・6%です。
コロナ感染で停滞していた消費が増えてきたこと、政府の金融緩和策によって円安が進み輸入品の価格が上がっていること、ロシアとウクライナの戦争の影響などが考えられます。
先日、東区内のご夫婦で経営されているパン屋さんに行き「戦争の影響で小麦価格が上がっていませんか?」とうかがうと、「実は大変なんです」と不安な胸の内を聞かせてくれました。
国内で消費される小麦の9割が輸入で、多くは政府が輸入し、製粉会社に売り渡します。アメリカ・カナダでの不作のため、昨年10月に19%、今年4月に17・3%値上げしているのです。そして、今年10月の価格改定では大産地であるロシア・ウクライナの戦争の影響で「40%もの値上げも考えられる」という評論家もいます。この3回の値上げを当てはめると、昨年の値上げ前に170円だったものが332円になる計算になります。パンの価格は小麦の他、光熱費や人件費なども関係しますから、単純に計算できないとしても影響は大きなものです。
日常生活で食べるパンは容易に値上げできません。小麦の値上げは、個人経営の小さなパン屋さんにとって死活問題なのです。
政府は当面する支援策とともに、食料自給率を上げることに本気で取り組まなければなりません。

(東区民報 2022年5月15日付)

札幌ローカルFM放送を続けて

2021年6月1日付「法政大学社会学部同窓会報」に掲載された文です。
手違いから、最近になって私の手もとに届きましたので、ご紹介させていただきます。

札幌ローカルFM放送を続けて
1985年卒 宮川潤(北海道議会議員)

私は、札幌市東区を中心に放送している地域コミュニティFM局「さっぽろ村ラジオ」で、「宮川じゅんの待たせてゴメンね」という番組(火曜日午後2時から2時半)のMCを、2011年6月から続け、今年8月には500回に到達する予定です。
一般のテレビ・ラジオ放送のニュース等では、国政の問題がほとんどで、地方政治のことがとりあげられることはあまりありません。福祉や医療、教育のことなどを、住民の生活感覚で伝えていくことが私の番組の意義だと思っています。
番組は、①道政報告(札幌市議時代は市政報告)、②曲、③ゲストとのトーク(現在は感染予防のためゲストなし)、④CMです。
一般にラジオ番組は、車の運転や、他のことをしながら、気軽に楽しく音楽などを聴いていることが多いように思います。そこにいきなり「政治」を持ち込むのはちょっとキツイです。最初から「政治をやるので聴いてください」ではなく、気軽に聴いているところに入り込む気持ちで、あまりリクツは言わず、アシスタントとの日常会話から入るように心がけています。
最近取り上げてきたのは、「困った時は生活保護、でも『扶養照会』が」、「コロナ禍、子どもたちにうつ症状」、「北海道はカジノ誘致をしない」、「お金に困ったら生活福祉資金を借りられます」などです。
曲は、児童養護施設出身のシンガーソングライターJUNさん(私と同名は偶然)の曲です。
18歳で施設を退所した方の進路(大学進学など)はとても厳しいのが現実です。JUNさんが、施設の児童や退所者の希望となってほしいという気持ちで曲をかけています。
CMは現在2社、不動産会社と葬儀社です。「住宅ローンが払えなくなったとき」、「急な不幸でどうしたらいいかわからない」等の不安に答えるCMにしています。
たまに、「ラジオ聴いてるよ」と声をかけてくれる方がいます。住民の方に身近に感じてもらえることで、困ったことが起きたとき、「ラジオのあの人に相談してみよう」と思ってもらえたら幸いです。

不正で大揺れの北海道

北海道はいま道教委の不正問題で、弁明と陳謝、民間業者との手続きの取り消しなどに追われ、大揺れの状態です。
道立青少年向けの宿泊施設「ネイパル」5施設(深川、森、北見、足寄、厚岸)それぞれの管理運営を委任する業者の選定にあたり、道教委役職者A(の不正行為があり、選定を取り消す事態となり、3月2日、文教委員会で私が問題を追及しました。
その委員会で、私に「中立・公正で透明性の高い手続きが必須」と答弁した役職者Bまで不正にかかわっていたことが発覚する事態となりました。
不正の内容は、施設の業務をやりたい業者が複数申し込んできたので、選定委員が中立公正の立場で1社を選ぶのですが、職員Aとその部下がある事業者を選ばせようとして申込書類の作成まで行っていたとのことです。さらにAは、5人の選定委員中3人に、業者名に○、×を付けたメールを送り、自分の思い通りの業者を選ばせようとしました。
そのことが大問題となり、弁護士法人による調査が入り、いったん選ばれた業者も取り消しとなりました。
調査を受けたAが供述しようかと上司のBに相談したところ、Bは隠ぺいを示唆したのです。
これらの不正にカネや接待などがからんでいたのか、動機はまだ不明です。
私は、動機が不明である以上、再発防止は難しいと思います。一刻も早く全容解明が必要です。

(東区民報 2022年03月27日付)

重税反対札幌北部集会へのメッセージ

重税反対札幌北部集会にお集まりのみなさん、ロシアのウクライナ侵略に心を痛め、石油価格など今後の経済への影響をご心配のことと思います。
ロシア軍事行動の即時中止とウクライナからの撤退を、力合わせて求めていきましょう。
日本が、ロシアと同じだけの軍事力を持ち、力と力で、にらみ合うことは、一触即発(いっしょくそくはつ)の危機を招きます。
もしも、在日米軍からロシアに攻撃を行なったら、ロシアの反撃で日本が戦争に巻き込まれることも現実的になります。
商売と日本経済を発展させるには、平和であることが大前提です。
世界中から声を上げ、ロシア・プーチン政権を包囲することが、確かな力になります。
重税反対、商売繁盛を願ってメッセージといたします。

2012年3月11日

日本共産党 北海道議会議員 宮川潤

日米地位協定

新型コロナウイルスのオミクロン株は、米軍由来と言われています。

米軍基地が集中する沖縄で感染が広がり、昨年12月、玉城デニー知事が、岸田首相に「感染収束まで米軍人が沖縄に来ることの停止、すでに基地にいる米軍人の外出禁止」を要請しました。しかし、岸田首相は聞き入れませんでした。
米兵が、国外の米軍基地に向け本国を出国する前に感染の有無を検査していましたが、昨年9月、日本の基地に向かう場合だけ検査を免除してしまいました。
また、日本は、11月30日全世界から入国を原則禁止しましたが、米兵だけは、入国が続きました。これは、日米安保条約で決められている日米地位協定に基づくものです。感染している米兵が、日本の基地に入り、基地の外にも出歩いたはずです。

日米地位協定により、日本国内に米軍基地が置かれ、その特権的地位により国民生活が損なわれ、国の主権にかかわる問題になっています。
2017年、米軍ヘリコプターが窓を校庭に落下させた普天間第2小学校では、校庭使用を再開した翌年2月から9月までに、米軍機が学校上空に接近したために児童が避難した回数は706回に上ります。

また、東京都内の米軍横田基地周辺の1都9県に及ぶ範囲で、米軍が航空機管制を行うため、民間機は米軍の許可が無ければこの中を飛ぶことはできません。ですから羽田空港を離着陸する飛行機が遠回りしたり、急上昇したりするのです。
日米安保条約と地位協定を問い直す参議院選挙にしなければなりません。

(東区民報 2022年02月13日付)

ラジオ・パーソナリティ10年

日本共産党が発行する月刊誌「女性のひろば」の取材を初めて受けました。今や、取材もZoomで、自宅に居ながら、パソコンに映る記者さんと話ができます。


テーマは「声でつながる」。東区を中心に放送しているコミュニティFM「さっぽろ村ラジオ」の番組「宮川じゅんの待たせてゴメンね」(FM81.3 火曜日午後2時~2時半)を、2011年から続けていることが記事になります。


11月号に掲載される予定です。お読みください。

(農本後援会ニュース2021年10月号)

三笠の2つのダム建設費2・4倍に膨張:知事今後増額させないことを「私が直接国に求める」宮川氏に答弁

国土建設省北海道開発局は、現在進めている「幾春別川総合開発事業(新桂沢ダムおよび三笠ぽんべつダム建設)」の計画変更(工期延長と事業費増額など)について、鈴木直道北海道知事の同意を求めました。

これらのダムの当初計画で工期は1985年から2004年まで、事業費700億円、うち道負担101億円とされていました。
しかし、今回で計画変更は4度目となり、工期は2030年度まで26年間延長、事業費は1667億円と967億円増額(約2.4倍化)、道負担分は244億円と143億円増額(約2.4倍化)という内容です。

宮川潤道議会議員は、6月25日、道議会予算特別委員会各部審査で、「これまで計画変更の都度知事は、同意しながら『今後は総事業費の増額を行なわないこと』と制限をつけたが、その制限はことごとく踏みにじられ、さらなる変更・事業費増額が繰り返されてきた。今後も同じことが繰り返されるのではないか」と質問しました。

北谷啓幸建設部長は、「変更内容はやむを得ない。今後は、総事業費を縮減すること、執行状況の透明化をはかることを国に求める」としました。

宮川氏は、納得せず、7月1日に知事に対して「知事意見は国に一貫して採用されず軽んじられている。今回は当初計画の2倍を超える事業費になる。ここで歯止めをかけるべき。言うべき時は、誰が相手でもしっかりものを言うべきであり、知事から国に強く言うべきだ」と厳しく追及しました。

鈴木直道知事は、「知事意見は国において真摯に受け止められるべきもの。私から、直接、国に対し求める」と、初めて知事自身が国に直接「今後増額しないよう」意見を述べることを明言しました。

宮川氏は「国に『(今後だけではなく今回の増額も)同意できない』と言うべきだ」と指摘しました。

赤旗通信

「新しい旅のスタイル」の事業停止

「Go To トラベル」(旅行支援)は感染拡大のため停止中です。その北海道版「どうみん割」も停止中ですが、2021年4月2日から「新しい旅のスタイル」という名前で復活したのです。
道議会で私は「感染は拡大している。第4波の危険な状況の中で、人の移動は促すべきでない」としました。やはり、5月16日停止となりました。
今は旅行も我慢して感染を抑え込み、早く元の暮らしを取り戻すために力を尽くします。

(農本後援会ニュース2021年06月号)

流れは一気に野党共闘へ

後援会員のみなさんに大きなお力添えをいただき、衆議院2区補欠選挙は、松木けんこうさんが圧勝しました。
選挙戦が始まった当初は、「日本共産党の候補者を立ててほしい」という声も強かったのですが、「菅政権を追い込むために、野党共闘が必要」という声が大きくなって投票日を迎えることができました。


参議院長野補欠選挙と広島再選挙も野党共闘候補が勝利をおさめ、政治の流れは一気に野党共闘へと向かっていることを、みなさんと喜び合いながら確信を深めたいと思います。
そして、総選挙へ向け、いっそう力を尽くす決意です。

(農本後援会ニュース2021年05月号)

生活福祉資金 改善

昨年(2020年)12月13日付の東区民報で、「生活福祉資金」のことを議会で取り上げて改善を求めたことを書きました。
改善されましたので、その内容をお知らせします。
社会福祉協議会の制度で、生活に困っている方にお金を貸してくれる制度が「生活福祉資金」で、それは「緊急小口資金」と「総合支援資金」の2種類があります。

緊急小口資金

もともと10万円までの貸付制度でしたが、新型コロナウイルスの影響で収入が減少している場合は20万円まで借りられます。
返済は、借りてから1年間の据え置きの後となっていましたが、さらに1年程度据え置き延長ができるようになりました。
無利子、保証人不要です。2年間で返済しますが、住民税非課税の方は返済免除があります。

総合支援資金

もともと1か月で10万円の貸し付けを、3か月間・計30万円までの貸付制度でしたが、新型コロナウイルスの影響で収入が減少している場合は1か月20万円を6か月・計120万円まで借りられます。
返済は、借りてから1年間の据え置きの後となっていましたが、さらに1年程度据え置き延長ができるようになりました。
無利子、保証人不要です。10年間で返済しますが、住民税非課税の方は返済免除があります。

両方の制度を使えば最大140万円借りられます。
どちらも詳細は、社会福祉協議会にお問い合わせください。東区民センターの中にあり、電話番号は741~6440です。

(東区民報 2021年02月07日付)

衆議院北海道2区補欠選挙

吉川貴盛元農水相が議員辞職し、北海道第2区(東区・北区)は、4月25日投開票の補欠選挙が実施されます。
日本共産党は、平岡大介前市議を野党統一候補とするよう立憲民主党などと協議中です。

なお、10月には衆議院の任期が満了となり総選挙となります(国会が解散すれば早くなります)。
2区補選で野党共闘が成立すれば、総選挙での共闘の流れが一気に強まります。前回は小選挙区289のうち、自民党が215か所で当選しています。
全選挙区での野党共闘は、選挙結果を大きく変え政権交代も可能となります。

ですから、2区補選は重大な意味をもつ選挙です。

(農本後援会ニュース2021年02月号)

「白老ウポポイとカウボーイ焼きの旅」に参加して

このツアーに参加したのは、「平和・民主・革新の日本をめざす札幌市東区の会」からお誘いを受けたこと、お世話になっている旅システムさんのツアーということ、「学び」にかこつけて一日ゆったり過ごし「カウボーイ焼き」を楽しもうと思ったからです。

10月10日の朝、札幌駅北口前を出発し、白老に向かうバスの車中で杉山四郎先生の話を聞かせていただきました。
杉山先生は、元高校教員で、アイヌ文化と北海道の歴史を研究され、現在、岩見沢市でアイヌ語教室を開いています。

白老で、お二人の講演を聞きました。

白老観光商業協同組合の森さんのお話の内容は、
「ウポポイ来場者は、出入り口の位置関係から、商店街には向かいません。建設に200億円もかけたのに、町の経済はよくなっていません。ウポポイができてよくなったのは道路と、JR特急が全部止まるようになったこと。
地元の人が作ったアイヌ刺繍などの販路を広げることなどで、国有施設と地元経済の共存共栄をはかっていくことは、これからの重要な課題」

アイヌ民族博物館元館長の中村斎先生は、

「アイヌモシリだった大地を明治政府が勝手に分割した歴史を、国立の博物館で展示できるのかという疑問があり、民族立にすべきと提案してきました。
民族の平等に配慮した展示が必要。常設展示で不足な部分は、特別展示で補って、施設を育てていくことが大切。
慰霊施設は、アイヌの慰霊の仕方と違うもので、遺骨は住んでいたところに戻すのが一番いい」

その後、楽しみにしていた「カウボーイ焼き」の昼食です。
肉もジャガイモも大好評でした。写真をごらんください。

次に慰霊施設に行きました。

慰霊施設には、東大、北大などが保管していた遺骨1287体が安置されています。これらが、盗掘されたことを明らかにしてこその「慰霊」ではないでしょうか。

そして、民族共生象徴空間ウポポイです。


国立アイヌ民族博物館を中心とする施設で敷地全体の面積は10ヘクタールです。札幌ドームの屋内アリーナが1.4ヘクタールですから、広さがイメージできると思います。


ウポポイには、以下の6つの主要施設があります。

  1. アイヌ民族博物館 
  2. 体験学習館 
  3. 体験交流ホール 
  4. 屋外ステージ 
  5. 工房 
  6. 伝統的コタン

博物館には、古いものの展示と、現代デザイナー、美術家の刺繍などアイヌ文化の展示はありましたが、明治政府以来の歴史についての展示を増やし、アイヌの方々の現在の暮らし、収入や、進学率の低さなどの問題も伝えてこそ現在につながると感じました。
工房では、彫刻の実演、体験交流ホールでは、「シノッ~アイヌの歌・踊り・語り」などが上演されていました。

家族へのお土産としてタラコを買おうと思っていましたが、売っていません。地元商業との連携を強めて地域の特性を生かすと魅力が増すはずです。

今回のツアーは、施設見学と講演との組み合わせで、考えさせられることが多くありました。

バスでお話をうかがった杉山先生の著書「武四郎碑に刻まれたアイヌ民族」では、2017年制定の「北海道みんなの日(以下道みんの日)」について、「7月17日は、幕末の探検家松浦武四郎が1869年(明治2年)に『北加伊道(ほっかいどう)』の名称を提案した日付」と紹介しています。

私は、北海道議会で「道みんの日」の制定にかかわってきました。

検討段階では、日付の最有力候補は8月15日で、それは、明治2年8月15日太政官布告で「蝦夷地ヲ北海道ト称シ十一国ニ分割国名郡名ヲ定ム」としたことによります。

私は「太政官布告の日は避けるべき」と主張しました。
ツアーの講演で中村斎先生が「アイヌモシリだった大地を明治政府が勝手に分割した歴史」と厳しく述べたとき、私は「8月15日にしないように頑張ってよかった」と、そっと胸を撫で下ろしました。

北海道に暮らす者として、この150年の歴史をもっと知らなくてはならないと強く感じたツアーでした。

豪雨の恐ろしさ

1981年に北海道を襲った「56水害」をご記憶の方も多いでしょう。

九州地方などを襲った「令和2年7月豪雨」は、1時間に100ミリメートルを超える雨でした。死者78人、行方不明6人、建物の全壊595棟、床上浸水7889棟、床下浸水7392棟に上ります(7月24日消防庁発表)。

札幌市の下水道は、1時間に35ミリメートルの雨を流せるように整備を進めています。これは10年に一度の大雨に耐えられる程度の整備です。下水道整備が完了している地域でも、1時間に35ミリメートル以上の激しい降り方になると、マンホールから水が噴き出したり、道路に水があふれ出したりします。
「35ミリメートルの雨」と言っても、「足元の水」では済みません。水は高いところから低いところに流れますから、低いところには、その何十倍、何百倍の雨水が流れてくるのです。

1時間に50ミリ(5センチ)の雨は、2時間で10センチ、20時間で1メートルの計算になります。「家の中に水が入ってくるとしても、まだ時間があるはずだ」と油断することはできません。
恐ろしいのは堤防の決壊です。川の水があふれると、わずか数分の間に1メートル以上の水が押し寄せてくることもあります。一瞬にして、水が襲いかかってくるのです。

豪雨被害からの一日も早い復興が求められます。防災の強化に私も力を尽くします。

室蘭市で道政懇談会

「明るい革新道政をつくる室蘭の会」主催の「道政懇談会」で報告させていただきました。50分予定の報告が少々時間オーバーしましたが、話したいことはまだまだたくさんありました。

伊達市や豊浦町から、わざわざ参加してくださった方もいて、私は緊張感と責任を感じました。

室蘭市の道議選挙は定数2名で、昨年の統一地方選挙では自民党と無所属の立候補で、無投票でした。
日本共産党の道議会議員は3人です。全道からの、道政革新と日本共産党議員団が奮闘することへの期待に必ずこたえていく決意をあらためて固めています。

北海道議会議員 宮川潤

新型コロナウィルス肺炎

新型コロナウィルスの感染が広がり、不安が広がっています。

感染には、今のところ、

  1. 感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫(ひまつ)による「飛沫感染」
  2. ウイルスに触れた手で口や鼻を触ることによる「接触感染」の二つが考えられています。

感染のしやすさは、インフルエンザと同等であるなど、さまざまな研究が世界で報告されていますが、確かなことは現時点では分かっていません。

感染を予防するためには、

  1. 石鹸やアルコール消毒液などによる手洗い、
  2. 咳エチケット(咳が出る時には、ハンカチ・ティッシュ、袖、マスクで口・鼻をおおう。何もせずに咳・くしゃみをしたり、手で押さえるのはよくない)
  3. 公共交通機関や人込みを避ける(以上、厚生労働省HPより抜粋)

ご自身の症状に不安がある場合など、以下の窓口で相談ができます。

  1. 厚生労働省 0120―565653(フリーダイヤル 9時から21時 土日祝を含む)
  2. 札幌市保健所 632―4567 土日祝を含む)

私は、北海道議会保健福祉委員会と、食と観光対策特別委員会で、それぞれ対策を求めて質問しています。道民の命と健康、業者の営業を守るために引き続き力を尽くします。

高校の先輩との再会

高校の同窓会がありました。
乾杯に先立つ記念講演の講師が、高校時代の山岳部で同じ釜の飯を食べた、1期上の先輩でした。41年ぶりの再会でした。大学教授になっていた先輩の講演は「フェアトレード」についてでした。

バナナなど発展途上国の生産物を、先進国が異常に安く買いたたき、そのために生産国の労働者の低賃金や、貧困による児童労働に結びつくことがあります。適正な価格で取り引きすることで、生産国の労働条件や環境を守ろうとする運動が「フェアトレード」です。
先輩が、大学教授としてフェアトレード運動の先頭に立って進めていることを知り、大変感激しました。

関連記事:フェアトレードの推進を求める:宮川議員(道議会決算委員会)

 

北海道にカジノはいらない

「知事がカジノを北海道に誘致するかもしれない」と、不安が高まっています。
政府は、国内に3カ所カジノを誘致しようとしており、大阪市、横浜市、和歌山県、長崎県などが誘致に名乗りを上げています。

今年(2019年)4月の知事選挙で、鈴木直道知事は「道民の目線で判断する」と公約していました。北海道新聞が7月に行った世論調査では63%の人が「反対派」になっており、「道民目線」と言うなら「反対」は明らかです。

依存症

ギャンブル依存症が問題になっています。パチンコなどギャンブルにのめり込み、やめられなくなってしまう依存症の方が、数百万人いると思われます。
依存症の多くの方は借金を抱え、資金を得るために犯罪に手を染めることもあります。また、配偶者は家の金を使い果たされたり借金におわれて困るだけでなく、ギャンブルに負けたりギャンブルをとがめられたりしたために暴力を振るわれることもあります。そういう家庭で育つ子どもは、育児放棄されたり、親のいさかいを見ながら育つことになります。成人してから親の借金を払い続ける子どもいるそうです。

北海道の財産

北海道は、雄大な自然と豊かな農産物・海産物こそが財産です。
北海道にカジノが作られて、ラスベガスやマカオのようになることを望んでいる人がいるでしょうか。

鈴木知事は12月にも、誘致するかどうかの判断をすると言っています。「北海道にカジノはいらない!」の大きく上げていきましょう。

北海道・木育フェスタ2019

2019年10月19日、「北海道・木育フェスタ2019」が苫小牧市和みの森で行われました。

北海道、林野庁北海道森林管理局、公益社団法人北海道森と緑の会では、平成24年度から関係市町村や団体と連携しながら、道民参加による協働の森づくりを進めるため、「北海道植樹祭」や「道民森づくりの集い」など、「森林づくり」や「木づかい」の一連のイベントを一体的に「北海道・木育(もくいく)フェスタ」として開催しています。(北海道のホームページより)

パープルロードの手入れなどを申し入れ:札幌市東区元町

宮川潤道議会議員と日本共産党元町北後援会と元町中央後援会は、2019年7月17日、札幌市東区土木センターに、道道273号花畔(ばんなぐろ)札幌線(通称パープルロード)の中央分離帯の管理について改善要望を行ないました。

中央分離帯には、藤の木などが植えられ、ジョギングコースが作られるなど住民の憩いの場所となっています。藤の周りの木が成長したため、日差しが遮られて藤の花の房が小さくなってきたため、必要な剪定を要請しました。カラスが巣を作り、住民が散歩などの際に恐怖を感じることや、生活道路の歩道が、胆振東部地震後、凹凸ができたため歩きにくいとの苦情を伝えました。

対応した東山和弘土木部長らは「藤の木に日が当たるよう、周りの木を調べて剪定を行う。カラスの巣は、様子を見たうえで時期を選んで対応する。指摘された生活道路の歩道は現地を確認したうえで必要な対応をする」と約束しました。

最低賃金「全国一律化」めざす

格差が広がる

2003年の北海道の最低賃金は時給637円、東京は708円で、71円の差がありました。
2018年は北海道835円、東京985円で、差は150円に開きました。

このたび北海道議会から、国に最賃引き上げを求める意見書を提出する予定ですが、私は、意見書の中に「全国一律化」を盛り込むように求めています。
他の会派の同意を得て、全会一致で国に要望できるように頑張ります。

北海道 東 京
2003年 時給 637円 時給 708円 ▲ 71円
2018年 時給 835円 時給 985円 ▲ 150円