「地球沸騰化」と言うほど、暑い夏がやってきます。
猛暑になると、環境省が熱中症警戒アラートを出していますが、今年から熱中症「特別」警戒アラートを創設し、「過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります」などのメッセージを発するとしています。
ある専門家は、「北海道は暑さ慣れしておらず、熱中症になる人が多く、重症化しやすい」と言っています。
エアコンは高価ですから、容易に設置できません。低所得者や高齢者、病気や障がいのある方など住民の命を守るために、エアコン設置のための補助が必要ではないでしょうか。
近年の民間アパート・マンションでは、エアコンが設置されているところが増えています。
市営・道営住宅への設置を検討すべきではないでしょうか。暖房については、公営住宅入居者が石油ストーブを設置する場合もありますし、集中暖房が組み込まれているところもあります。また、ガスの暖房・給湯器が最初から設置されているところもあります。
壁に取り付けられて、転居する際に部屋に残していくエアコンは、引っ越しで持っていける家電とは区別して考えるべきだと思います。
公営住宅は低所得者のための住宅としての配慮が必要です。
気候はこれまでにない暑さになっているのですから、行政の住民支援も今までと同じままではなく、環境変化に合わせて手厚くしていくべきです。住民が健康で快適に暮らしていけるように、行政の支援の引き上げを検討すべきです。