「9条の碑」建設にお力添えを

国民の宝であり、世界の宝である憲法第9条の条文を刻んだ石碑が全国各地に作られ53か所が確認されています。

東区内でも「9条の碑」建設をめざす実行委員会がつくられることになり、平和を守る運動に賛同できる各団体に協力を呼びかけています。設置場所や建設費用など詳細は、これからの検討です。

全国の憲法9条の記念碑をめぐっているジャーナリストの伊藤千尋氏は、最初に9条の碑があることを知ったのは、アフリカ沖のスペイン領の島で、「海外に日本の平和憲法の記念碑があるなんて・・・現場を目の前にしてなお信じられない思いでした」としています。そして、通常、記念碑は過去の業績を記憶に留めるために建てるものですが、9条の碑は「過去ではなく現在と未来のためです・・・だれもが安心して生きることができる社会をつくるため」と語っています。

東区で、一人でも多くの方に募金運動など協力を得て、建設を成功させたいと思います。

最後に9条の条文を掲載しますので、あらためてお読みください。


日本国憲法第9条

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。


2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。