人災的要素の強い能登半島地震

地震は防ぐことができませんが、被害を少なくすることはできます。

阪神大震災で建物倒壊、新潟県中越地震で土砂災害と液状化現象、東日本大震災で津波、熊本地震で災害関連死などの被害がありました。ここから教訓を生かして、災害対策を行うべきでした。
石川県の地域防災計画で想定したマグニチュードの約8倍の地震が起きたのですが、この計画の地震対策は、四半世紀の間、見直しをしてこなかったのです。
そして、各避難所に水、食料、毛布などの備蓄物資を備えるべきだったのです。

能登半島地震では、想定される対策をとってこなかったために被害が大きくなったのではないでしょうか。

(農本後援会ニュース2024年4月号)