18歳で喫煙・飲酒はダメですか?

若者とゆっくり話す機会があり、「路上ライブやスケートボードの規制が厳しい」などを聞き、打ち解けていくと、「18歳で成人になるのだから、喫煙・飲酒も認められるべきでは」とのことです。
私が「体に悪いことを、拡大するのはどうかな」と言うと、「20歳を超えても体に悪いじゃないですか。でも、大人は認められる」と、胸の奥のわだかまりを出してくれました。


子どもも大人も有害なことから守られて社会生活をおくっていきますが、子どもの健康を守ることは、大人の果たすべき責務でもあります。

厚労省は「発育期の細胞は感受性が高いため、発がん性物質の悪影響を受けやすい」「若者の飲酒は、急性アルコール中毒やアルコール依存症等のリスクが高い」としています。
喫煙や飲酒が成長期にもたらす影響について、教育などを通じて十分伝えていくべきなのです。


(農本後援会ニュース 2023年10月号)