ジェンダー平等求め、同性カップル道住入居実現へ

私は、道議会で「同性カップルの道営住宅入居を認めよ」と質問していましたが、今年(2023年)4月から札幌など道内の一部の地域で実現されることになりました。
2021年の議会で、私の「同性パートナーの道営住宅への入居を認めるべき」という質問に対して、道庁建設部は、「同居するものの性別、その他の条件は、法律・条例等で定めてはいない」としながら、同性パートナーの入居は「今後、検討」として、認めてきませんでした。
私は、知事に「憲法第14条、法の下の平等からも認めるべき」と追及したところ、知事は「同性パートナー同士については定めがなく」今後、性的マイノリティに関する施策全体を決めてから(入居を検討する)としていました。
ついに、この4月から、札幌市、岩見沢市、江別市、函館市、北見市、帯広市で、実現することになります。
私は、議会で取り上げてきたことが一歩ずつ実現していくことに喜びを感じながら、「同性カップルは、全道ではなく、限られたところでだけ、道営住宅への入居が可能となる」不平等感を許せない気持ちでもあります。
どんな人でも、どこででも、安心して暮らしていけるように、北海道が住民を支えていかなくてはなりません。そして、誰もが同じように大切に扱われなくてはなりません。
私は、安心・平等の北海道を実現するため、なお奮闘する決意です。

(東区民報 2023年02月12日付)