道庁のジェンダー差別

私は、11月11日、道議会決算特別委員会で、道庁の非正規公務員の賃金の問題を取り上げて質問しました。
道庁で働く臨時職員や非常勤職員は、今は、会計年度任用職員と呼ばれ、一年単位の任期です。今年働いても、来年も働けるとは限らず、不安が続きます。

年収は、22歳大卒175万円、24歳で205万円となり、その後は何年働いても賃上げにはなりません。正規職員との賃金の差は開く一方です(↓グラフ参照)。
この会計年度任用職員の仕事は、「事務補助など」とされており、男性が26・5%、女性が73・5%と、ほとんどが女性です。
私は、「長く勤めれば勤めるほど、給与格差が拡大」、「女性の賃金格差と不安定な雇用はジェンダー平等の観点からも問題。見直すべき」と主張しました。
公務の職場でのジェンダー差別は、真っ先に解消しなくてはなりません。

(東区民報 2021年12月19日付)