総選挙にかける思い

4年前の総選挙で、衆議院議員だった畠山和也さんを落選させてしまいました。選挙結果を知った時、「まさか!」と思いました。「北海道の比例区の定数8人の中には入れるのでは」という考えは甘かったのです。

それから4年経ちました。衆議院は早々と解散することもあるのですが、今回は任期満了のギリギリになってからの解散でした。この4年間は本当に長いものだったと感じています。


畠山和也さんは、その長かった4年間を、有効に生かしてきたと思います。道内隅々まで訪ね、道民の声を聞き、道内産業の実態を把握してきました。その蓄積は、今後の大きな財産となるはずです。


コロナウイルス感染の第6波が来るかもしれません。その時、入院できる病床が確保されているのでしょうか。過疎地域では、その自治体で唯一の医療機関が公立・公的病院というところがたくさんありますが、国はそれらの病院を統廃合しようとしているのです。


そして、北海道の財産である第一次産業はどれも厳しい状況です。コメ価格が下がり営農が続けられなくなるような状況、サケ、サンマ、ホッケ、イカなど主要魚種の不漁や赤潮被害などです。


北海道のことを本当にわかっている政治家、道民の生活の苦しさ、どこにも届かない声を受け止められる政治家がいてほしいという願いを実現させなければなりません。

(東区民報 2021年10月24日付)