私の一般質問の持ち時間は20分間、再質問10分間、再々質問5分間で、ほとんど時間を使い尽くして質問しました。
コロナ対策 施設への社会的検査実施へ
私は、しんぶん赤旗の調査では25都府県が社会的検査(介護施設などで無症状の職員らを検査)を実施または計画していることを述べ、道としても社会的検査の実施を求めました。
答弁は「検査の対象を感染者が発生していない施設に拡大」と、北海道として初めての内容でした。
保健所体制弱体化を暴露
国が2010年に「新型インフルエンザ対策総括会議」で、保健所の「組織や人員体制の大幅な強化が必要」としましたが、道は強化してきたのかと質問しましたが、知事は、都合の悪いことにはふれず「不断に見直しを進めてきた」と強弁しました。
私は、道立保健所職員は「2010年1256人から、2020年1076人に縮小している。(2010年以後)新たな感染症発生前に保健所体制を強化してこなかったことが問題」と、体制を弱体化してきたことが、今のコロナウイルス感染が広がっている背景にあることを明らかにしました。
(東区民報 2021年03月21日付)