生活福祉資金改善

コロナウイルス感染の影響で生活に困っている人が増えている

低所得世帯や障がい者世帯、高齢者世帯が、お金に困った時に活用できる制度で、社会福祉協議会の生活福祉資金貸付制度というものがあります。しかし、生活に行き詰まってお金を借りにいっても、なかなか借りられないのが実態です。
私は、2020年4月7日の道議会保健福祉委員会で、コロナウイルス感染の影響で生活に困っている人が増えており、「この機会に制度の改善をはかるべきである」ともとめて、改善する内容の答弁を引き出しました。制度の変更点などをご紹介いたします。
相談・手続き窓口は、東区役所内の社会福祉協議会です。

お金に困った時にすぐに借りられるように

◎緊急小口資金~緊急かつ一時的な生計維持のための貸付。無利子、保証人不要。

【改善点】(子どもの休校の関連で仕事を休んだ場合など)貸付上限額10万円から20万円に引き上げ。返済据え置き期間を2か月から1年に延長。

◎総合支援資金の生活支援費~失業等により生活の立て直しが必要な世帯への貸付。2人世帯で20万円以内。

【改善点】返済据え置き期間を6か月から1年へ延長。無利子かつ無保証人で借りられるように改善。

これまで使いにくかった制度ですが、お金に困った時にすぐに借りられるように、審査期間を短縮することも必要です。必要とする人みなさんが活用できて暮らしの支えとできればよいと思います。