先日、北海道議会「人口減少問題・地方分権改革等調査特別委員会」で上川管内の調査に行きました。
現在、地方の都市はどこも人口減少・過疎化に悩まされています。
とくに、子どもと働く世代の人口が減っているのが目立ちます。
地域経済が衰退して、職場が無くなり、学校が減り、入院できる病院が無くなって、買い物するもの大変になっている地域が多いのです。
私は、「JRがローカル線を廃止し、北海道が、道立病院を減らし、高校統廃合を進めながら、『地方創生』などあり得ない」と怒りを禁じえません。
そういう中でも、頑張っている地方自治体があります。
名寄市には、市立大学があり、それだけで七百人の若者がいるのです。その若者たちが、地元で就職してくれれば、あるいは一度東京や札幌に行ったとしても、そのあと地元に戻ってくれれば、地域の活性化になると期待しているのです。
子育てに力を入れている鷹栖町は、小学校二校に対し学童保育所は五か所です。東神楽町は中学校卒業までの医療費は無料にするなど子育て支援の町として知られ、人口が増えています。写真の町として有名は東川町も人口が増えています。
このように小さな町のキラリと光る取り組みを、全道に広めていきたいです。