第一回がん患者交流会に参加しました。会場は、国立病院機構北海道がんセンターです。
交流会の中心は、がんセンター院長の近藤啓史先生です。
日本共産党道議団が、がん対策で学習会を行った時に、講師をしてくださった先生です。それ以来、党道議団は、がん対策の質問を繰り返しやってきたので、その会議録も持参し、先生に渡すことができました。
七十から八十人入る会議室は、ほぼ満席で、全道から参加者が集まりました。
フロア発言では、次々と手があがります。
道議会議員の参加者は私一人、他に道庁のがん対策部門の担当者も参加していたため、行政の支援を求める切実な声が相次ぎました。
ある釧路からの参加者は、何万人に一人しかいない希少ながんにかかっており、札幌の病院に来て治療しなくてはなりません。治療費のほか、交通費、宿泊費などの負担が高額で、しかも病気のために職を失っている場合もあるのです。
「患者会を作って、学習・交流会をやりたいが、同じ病気の人は全道に数人しかいない」という方もいらっしゃいました。
「道議会議員さん、私たちの状況を聞いてください」という切羽詰まった発言に、胸が痛む思いです。
私は、そういう方々の思いを受け止める役割を果たす道議会議員であることを、深く重く自覚しています。
今も、病気と闘い、職場を辞めたために経済的困難さと闘い、地方から札幌へ治療のために通っている方々、日本共産党道議団は、引き続き頑張ります。