鈴木知事は、IR(カジノを含むリゾート)誘致の是非について「道民目線」で判断するとしているものの、「誘致に前のめりではないか」とも言われています。
委員会に提出前にホームページに掲載!?
道民向けの冊子「もっと知りたい統合型リゾートIR」を作成、2019年7月11日、私が所属する食と観光対策特別委員会に提出、説明するとしていました。
道議会では、委員会提出資料は一週間前に所属委員に事前配布することになっていますが、「もっと知りたい」が配布されたのは、委員会前日の午後5時以後でした。
ところが、翌日の委員会開会の午前10時直前に一転、委員会提出を取りやめました。
さらに、委員会に提出しないままで「もっと知りたい」を北海道のホームページに掲載してしまいました。
広報紙『ほっかいどう』に、「冊子がホームページに掲載していますのでぜひご覧ください」と記述してしまったため、ホームページへの掲載が遅れると、全道から苦情が殺到することが想定され、議会審議を経ていない「もっと知りたい」をホームページに掲載したと思われます。
反対派が72%
8月7日の委員会で、私が、これらの経過についてただすと、道庁側は、「(委員への)事前配布が遅れたことを反省(する)」と陳謝しました。
新聞の世論調査では、カジノ反対派が72%にも上っています。
このようなバタバタとしたやり方で進めようとしているのは、道民の反対を恐れながら、強行しようとしているからではないでしょうか。厳しく議論していきます。