新しい道議会の本会議(第一回臨時会)が開会されました。会派の勢力は、日本共産党3人、自民党53人、民主党27人、結志(ゆうし)会9人、公明党8人です。日本共産党の議員は、道民の声を届けるために大奮闘していきます。
新しい鈴木直道知事は、道議会開会にあたり「人口減少問題への対応や胆振東部地震からの復興など様々な課題に直面しているが・・・道内それぞれの地域の人が、これからも安心して暮らし続けることができるよう、取り組んでいかなくてはならない」とあいさつしました。これを言葉だけで終わらせてはなりません。
国がTPPなどで輸入品の関税を撤廃することによって外国から農産物・食料品の輸入が増え、北海道の農業は、深刻な影響が懸念されています。
道内第一次産業は、国の貴重な財産であり、北海道経済を支える基幹産業でもありますから、守り抜かなくてはなりません。
また、国が進めようとしているカジノ誘致について、鈴木知事は選挙中に「道民目線で判断する」と繰り返しました。北海道新聞世論調査では、誘致反対が65%、賛成33%と、道民の反対が多数なのは明白になっており、誘致する結論など出せるはずがありません。
私たちが求める知事は、道民生活と道内産業を守る立場から、国の悪政に対してキッパリものを言う知事です。そして、北海道議会は知事に対して厳しく求め、積極的に提言していかなくてはなりません。あらたな決意が高まっています。