後期高齢者医療保険滞納者は超低額年金者です ・・ 答弁「生活実態に配慮もって対応します」 – 宮川じゅん

日本共産党の宮川潤北海道議会議員は、2016年6月7日、道議会保健福祉委員会で、後期高齢者医療保険の問題を取り上げて質問しました。

宮川じゅん道議は、2014年度、北海道の後期高齢者医療の保険料滞納者に対し、299件、3,200万円の差し押さえが行われた問題について、「後期高齢者医療制度において、保険料滞納が発生するのは、保険料が年金から天引きされていない一か月あたり15,000円未満の超低額年金者であるため、特別の配慮を持って対応するように、市町村に助言すべき」ともとめました。

答弁に立った村木一行保健福祉部長は、「市町村では、極めて所得の低い方がいるという状況も踏まえて納付相談をし、生活を著しく圧迫させる恐れがあるときなどには、差し押さえの執行を停止している。

高齢の保険加入者の生活実態に十分配慮した対応がなされるよう、引き続き市町村に助言する」としました。