種子条例 小豆・えんどうなどへも適用

民間参入は農業団体に限定

日本共産党の宮川潤北海道議会議員は、2019年2月28日、予算特別委員会で、北海道が提案している種子条例について質問しました。

米・麦・大豆の種子生産について都道府県に責任を持たせていた主要農作物種子法が廃止されたため、北海道が独自条例を提案し、3月6日の本会議で可決成立する見込みです。

宮川氏は北海道の条例の対象と内容について質問し、山野寺元一農産振興課長は「対象作物を、主要農作物(米・麦・大豆)の他、新たに小豆・えんどう・いんげん・そばを条例の対象に加える。民間事業者が生産できる仕組みとする」としました。

民間とはどこ?

宮川氏は、「多国籍企業の参入に強い懸念が出ている。民間とはどこなのか」と迫りました。

宮田大生産振興課長は「多国籍企業の参入は想定されない。

JA組織とJA組合員農家による『水稲採取組合』が種子生産にかかわる」と、農業関係団体に限定することを明言し、梶田敏博農政部長は「知的財産としての保護規定を設ける。消費者に安心していただける農作物の生産に取り組む」としました。

介護人材不足問題 – 処遇改善と給付型奨学金で介護福祉士養成を – 宮川道議

日本共産党の宮川潤北海道議会議員は、2019年2月6日、少子高齢社会対策特別委員会で、介護職員の人材確保と処遇改善を求めて質問しました。

不足と感じている

北海道は、「平成30.年度介護職員実態調査」の結果について、職員数は前年度比1,752人の増加にとどまり、「不足と感じている」事業所が58.6%に上ることなどを報告しました。

宮川氏は「前年度の不足感52.7%から悪化していることは問題、処遇改善が進んでいるか」ただしました。

篁(たかむら)俊彦施設運営指導課長は「平均で月額2,000円増加(介護労働センター調査)。」にとどまることを明らかにしました。

介護報酬そのものを引き上げることで、処遇改善すべき

宮川氏は「介護職員は全産業平均と比べ、月額84,000円も低く、2,000円では不十分」と指摘し、懇談した特別養護老人ホームの園長が「基本給を上げるべきだが、国が処遇改善加算を廃止することが懸念され、賞与など一時金の増額でしのいでいる。直営給食の調理員も不足しており、介護職以外も処遇改善が必要」と苦しい胸の内を明かしたことを紹介して、「一部の加算ではなく、介護報酬そのものを引き上げることで、処遇改善すべき」と主張しました。

また、宮澤宏人材確保担当課長は「介護福祉士養成学校は、2005年度24か所から一八年度十八か所に減少し、入学定員964人に対し入学者は333人」しかいないことを報告しました。

宮川氏は「介護職に就く意思のある方の背中を押すように、返還免除型修学資金貸付制度(道内で介護に従事することで返還が不要になる奨学金)の活用を広げるべき」と提案しました。

2月5日札幌市内の特別養護老人ホームを訪問する宮川道議

 

2月5日札幌市内の特別養護老人ホームを訪問する宮川道議

道内学童保育指導員の処遇改善は16市町のみ – 宮川道議が「基準廃止せず、処遇改善」を求める

日本共産党の宮川潤道議会議員は、2018年12月12日、少子高齢社会対策特別委員会で、学童保育指導員の基準の廃止問題と処遇改善を求めて質問しました。

内閣府の地方分権改革有識者会議で、二人以上の放課後児童支援員を配置することなどの「従うべき基準」を「参酌すべき基準」へと、事実上の基準の廃止をしようとしています。

指導員の処遇改善を

宮川道議は「『従うべき基準』でなくなれば、無資格者が一人で保育してもいいことになり、子どもの安全を守るうえでも、指導員の社会的評価を高めるうえでも問題」とし、全国学童保育連絡協議会の調査で、半数以上の指導員は年収150万円未満とされていることを紹介しながら、「今日まで、学童保育指導員の献身的な努力と熱意で、子どもと働く親たちが支えられてきた。指導員の処遇改善を実施している市町村はいくつか」と質問しました。

鈴木一博子ども子育て支援課長は「全道で、放課後児童クラブを実施している164市町村のうち16市町」しかないことを明らかし「キャリアアップ支援事業の活用を促すなど、処遇改善に取り組む」としました。

宮川道議は、「処遇改善が十分進んでいない中、基準を無くして指導員を確保しようとしても、定着が図られず、質の確保ができない。処遇改善は必須ではないか」とただしました。

粟井是臣少子高齢化対策監は「処遇改善を国に要望する。国の有識者会議での支援員配置基準の検討状況を注視しつつ、道子どもの未来づくり審議会で議論を進める」と答弁しました。

朝令暮改!?

宮川道議は「2015年に学童保育指導員制度が作られたばかりで廃止しようとするのは朝令暮改。指導員確保の王道は処遇改善でありしっかりすすめるべき」と強調しました。

質問する宮川潤道議

 

※「朝令暮改」とは:朝に出した命令を夕方にはもう改めること。方針などが絶えず変わって定まらないこと。

生活再建支援金「半壊」まで拡大求める意見書可決

全会一致で可決「半壊世帯まで拡大・・」

北海道議会は、2018年12月13日、日本共産党が政審連絡会に原案を提案した「防災・減災等の充実強化を求める意見書」を本会議で全会一致で可決しました。

同意見書は「被災した住民の生活再建に対する支援などの復旧・復興対策の充実強化はまさに急務」とし、「大規模災害発生時には国の負担により被災者生活再建支援金の支給対象を半壊世帯まで拡大する」ことを求めています。

日本共産党の宮川潤政審会長は「胆振東部地震で全壊445戸、大規模半壊257戸までしか支給対象になっていないが、半壊1,188戸まで国の支援策を拡充していくべきと道議会全会派の一致ができてよかった。いっそう強く国に求めていく」と語っています。

 

道の努力で国保料の引き下げは可能 – 宮川じゅん道議一般質問

日本共産党の宮川潤北海道議会議員は、2018年12月4日、一般質問で、今年(2018年)4月から国民健康保険運営の中心が、市町村から北海道に移行したことに伴い、道の責任で保険料を引き下げることを求めて質問しました。

宮川jじゅん道議は、「道内国保加入者は、無職と非正規雇用など被用者を合わせ79%を占める。高い国保料のために、国保が社会保障の向上どころか道民生活を押しつぶそうとしている。札幌市の場合、給与収入400万円、4人家族の国保料は413,500円だが、平等割と均等割(下段※)を廃止すると280,700円になる。平等割と均等割を廃止すべきではないか。また、一般会計から、工業用水道会計への繰り入れと、他の特別会計への貸付で、10億4千4百万円にもなっている。それを、加入者一人あたり所得が50万円未満の26市町村(札幌市を含む49万3000世帯。道内国保世帯の64%)の国保料引き下げに振り向け、市町村が同額を新たに繰り入れれば、一世帯当たり4,237円の引き下げが可能だ。国の支援と道の努力でさらなる減額」をもとめました。

高橋はるみ知事は、「子どもにかかわる均等割保険料の軽減を国に求めている。保険料水準に影響のある国の財政支援を求める。市町村と連携して平準化に取り組む」と、保険料引き下げについての道の取り組みにはいっさい触れませんでした。

宮川じゅん道議は「国保料の支払いに道民がどれほど苦しい思いをしているのか、負担感に知事が心寄せることが必要」と語っています。

(※)国保料の内訳。平等割は一世帯あたり金額(札幌市49,6204円)均等割りは一人あたりの金額(同28,000円)。他に、所得割(同14.65%)がある。

 

サケ盗難対策すすむ 宮川北海道議会議員へ北海道水産林務部の報告

2018年11月16日、北海道水産林務部は、日本共産党の宮川潤道議会議員に、サケふ化場での防犯体制の強化が行われていることを報告しました。

2017年の盗難被害

昨年、北海道内のサケふ化場では、立て続けにサケの卵を狙った窃盗事件が発生し、あわせて300尾、卵にするとおよそ80万粒の被害となりました。

宮川議員は、道議会水産林務委員会で対策をもとめ、山口修司水産局長(当時)が、「各施設にカメラやセンサー等の防犯設備の設置、夜間パトロールや密漁取り締まりを強化する」答弁としていました。
報告によると、昨年度中に宗谷地域に監視ライト、北見・根室・渡島地域に監視カメラが設置され、今年度さらに、宗谷・北見・日本海・渡島地域に監視カメラが増設されています。

今年は盗難確認できず

今年は、防犯強化のほか、イクラ価格が昨年より下落(※)したこともあり、現在までのところイクラを狙ったサケの盗難は確認されていません。

宮川氏は「サケの資源回復を進め価格を安定させることが根本。防犯対策は、サケ稚魚の放流を確保するうえでも重要だ。安全でおいしい北海道の水産物を提供したい」と語っています。

※札幌市中央卸売市況統計 オホーツク産イクラ1㎏ 2017年11月16日7,884円、2018年11月16日4,968円

日米地位協定見直し、寡婦(夫)控除 意見書可決 - 北海道議会

北海道議会で、日本共産党道議団が原案を作成した意見書が二件とも全会一致で可決しました。

一つは、「日米地位協定のあるべき姿への見直しを求める意見書」です。

故翁長雄志沖縄県知事が、日米地位協定を見直すことを、命を懸けて取り組んできました。全国知事会では、その遺志を継いで「米軍基地負担に関する提言」をまとめ、その中に「日米地位協定を抜本的に見直」すことを盛り込みました。
その提言を生かし、道議会では、「米軍人・軍属による犯罪が多発していることに強い憤りを禁じ得ない・・・国民の生命・財産と人権を守るため、日米地位協定のあるべき姿への見直し」をもとめる意見書となりました。

もう一つは、「寡婦(夫)控除を全てのひとり親家庭に適用することを求める意見書」です。

「寡婦(夫)控除」とは、一度結婚した後、死別・離婚等によってひとり親になった場合、所得税や住民税を軽減して生活を支える制度です。
ところが、婚姻歴のないシングルマザー(ファーザー)には適用されていないのです。
一度結婚した後にひとり親になっても、最初からひとり親の場合でも、生活と子育ての大変さに変わりません。そこで、すべてのひとり親への税の軽減を求める意見書を提案したのです。

どちらの意見書も、日本共産党からの原案を、各会派の政策担当者の会議で議論し理解を求め、何度も文章を修正したのち、全会一致にこぎつけました。

 

日米地位協定の見直しを求める意見書を可決 2018年10月10日

北海道議会議員 宮川潤 

私は、今回の道議会で、どうしても二つの意見書を可決して、国に提出したいと考えました。

一つは、日米地位協定の見直しを求めるものです。

自民党が改憲を狙うなか難しさもありますが、2018年7月26~27日、札幌で全国知事会が行われました。そこで、故翁長雄志・沖縄県知事の「基地問題は一都道府県の問題ではない」という訴えが生かされて、「米軍基地負担に関する提言」が全会一致で可決されました。その中では「基地の整理・縮小・返還」が求められているのです。

私は、道議会政審連絡会(各会派の代表が意見書案を調整する会議)で、「札幌で行われた知事会だから高橋はるみ知事が地元としての役割を果たしたはず。その提言を道議会でも生かそうということ。9月には、酔った米軍人が民家に不法侵入し、乳児の妹の子守をしていた女子高生が、妹を抱いて裸足で逃げ出す事件もあり、黙っていられない」などと訴えました。

もう一つは、すべてのひとり親に寡婦(夫)控除を認めさせることをもとめたものです。

保育料や公営住宅家賃は、すべてのひとり親に軽減制度があります。ところが、所得税・住民税は、配偶者と死別・離婚した寡婦(夫)には、軽減制度がありますが、婚姻歴のないひとり親は軽減されないのです。
これをあらため、すべてのひとり親に軽減適用を求める内容です。

どちらの意見書も全会一致で可決することができました。

代表質問 停電時のビルでの断水

北海道議会での代表質問の内容を分割して掲載しています。
北海道胆振東部地震による停電で、マンション等のビルでは、水道水を屋上の貯水槽にポンプアップできなくなったために、各戸への配水ができなくなったところがたくさんありました。
住民は、建物の外にある散水栓や、近所の公園から水をくみ、エレベーターが動かないため階段で水を持って何度も何度も上がることになりました。
ある道営住宅では、ポンプが作動しなくなったために、緊急に建物内の配水管と外の水道管の直結工事を行い、給水を復活させました。
ある程度の高さであれば(札幌市東区であればおよそ10階程度までと思われます)、水道の直結で給水が可能です。
直結化を増やすように求め、前向きの答弁を引き出しました。

●宮川質問
集合住宅等の屋上の貯水槽から各戸へ給水しているところでは、直結工事を緊急に行うことで、各戸への給水を復活できたところが数多くあったはずである。
道内建築物の水道直結化にどう取り組むのか、伺います。

▼答弁
中高層住宅等への給水についてでありますが
〇今回の地震では、全道域の停電により、中高層の建物において、屋上に設置してある貯水槽に給水するポンプの停止により、断水となり、居住者に大きな影響が生じたところ。

〇既存建物での貯水槽を経由しない「直結給水」への切り替えは、必要な圧力に耐える給水管等の整備が必要で、建物設置者の了解を含め、計画的な取組が必要となるが、この方式は、衛生面のほか、ある程度の上層階までは給水が可能であるなど、エネルギー利用面でも利点があることから、道としては、今後、水道事業者に対し、「直結給水」の取組事例を紹介するとともに、補助制度の活用を促すなどして、その普及に努めてまいる。